2009/02/24

やったぜ『おくりびと』

 素直に感動できる、『綺麗な映画』だった。僕自身、祖父が昨年他界して、臨終から生まれて始めての葬式を体験し、『ああ、オレも死ぬ時はこうやって格好よく旅立ちたい』と思っていた矢先の映画だったので、凄く共感できる。

 映画ではちょっと違うけど、うちは死に装束を親族でつけた。俺は自分愛用の数珠をおじいちゃんの手の下においてあげた。弟は紙銭の六文銭。旅が好きで、しょっちゅうあっちこっち行っていたおじいちゃんだけど、道に迷うといけないからね(笑) 一緒に東京に遊びに行った時は、3歳のオレが迷子になったのに、住所と名前を言ってじいさんを呼び出し、徘徊老人のように扱っちゃったしね。死ぬ間際まで「あれはないだろ」って笑い話になっていたけど。弟は小遣いをたくさんもらったから渡り賃くらい返さないとね。楽しく見送れた、自宅からの出棺の家族葬でした。

 そういう日本のお葬式、オレは本当に好きです。それを美しい映像に仕上げてくれたモックン(が主だとオレは思っている)に感謝しています。

 アニメ短編賞を受賞した加藤久仁生監督の『ドモアリガトミスターロボット』、歌っているのStyxなんですよね。Styxって三途の川。なんか縁(えにし)を感じるねぇ。

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2008/01/03

正月休み終わり

 大晦日は主にダンスとハッスルを見ておりました。紅白は阿久悠さんの特集だけをマジメに。「北の蛍」(森進一)はやっぱりいいですね。難しいもの、この歌。プロが歌うに相応しい曲です。

 ダンスはうーん、ピーターが凄かったね。女性役を女形がやるというのは体力的に反則だと思うけど(笑)、格好よかった。他のダンスを忘れてしまう妖艶さでしたね。55歳とは思えない。

 ハッスルは、プロレスの文法をきちっと守っていて良かったと思います。ガチンコと称して殺伐としたファイトが続いていた中、お客さんに夢を与えてくれるいい内容でしたね。川田は本当にプロレス好きなんだなぁ、あんな滅茶苦茶なカードでもプロレスにしてしまいますからね、上手い。

 池谷も面白かったけど、マスクをしょっちゅう直していましたね。まだ改良の余地があるんじゃないかな。もうみんな良さは解ったのだから、次回からはもう少し使いやすいマスクにしてはどうでしょうか。

 インリン、ボノ、ムタの試合も良かった。ボノもプロレス慣れしてきましたねぇ、顔を作れてます。インリン様も動きがだいぶ良くなりました。ムタはまぁ、プロレスリングマスターですから上手いのは当たり前ですが、トリオでもいい動きだったと思います。

 冷静に見ると、客席の方が豪華でしたね。向井亜紀、五輪女子メダリスト軍団、小池栄子などなど。視聴率は4%だったそうですが、これから伸びそうな気がします。

 実家の鴨川は三が日ともほぼ快晴で暖かかったです。まったりと過ごしました。

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2007/08/23

ハリポタ三昧

 ようやく心身ともに復活してきました。生活リズムも安定してきて、趣味だったゲームや映画も楽しめるようになりまして、秋には完全復活できそうです。

 最近の活動としては、FFXIを再開しました。病中はゲームのゲの字もアウトだったんですが、不思議と楽しめてます。薬が効いたのか休んだのが効いたのか。そうなると色々と興味がわいてきて、行動力が出てきます。ハリポタは大分遅くなりましたが、映画版の「不死鳥の騎士団」を鑑賞。原作が長いせいもあるのですが、話をはしょりすぎていて悲しかったです。ヴォルデモードとダンブルドアの魔法合戦だけやりたかったんちゃうかと。

 原作最終巻も原書で読破。余りにも読み通りの結末だったのであっけなかったですね。女性作者だからなんだろうなぁ、ふつーにハッピーエンドでしかもテーマが「愛」なんで、ちょっと物足りなかったです。やっぱり指輪物語にはかないませんね。

 再来週には実家のお祭です。体力と相談ですが、今年も参加したいと思っています。

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2007/03/18

風林火山「信虎追放」

 今日はいよいよ信玄が親である信虎を追放する話です。仲代達矢さん演ずるところの信虎が、実に良かったですね。自分の長男でありながら、その器量のデカさ故に晴信(信玄)を認められず疎んじるのですが、その晴信に一瞬の間隙を突かれ、甲斐を追放される話です。太原雪斎の入れ知恵もあっての事ですけど。

 なんかね。最後のドタバタは要らなかった気がしますが、信虎の器量もそう小さくないよ、というテイスト出しの意味では面白かったかな。

 実際にどうであったかは、もう今では全然解らないのですが、国主である実の親を追放なんてのは、簡単な事ではないです。簡単に描くならば、親の酷さをもっと克明に描き、「そりゃしょうがないよ」的な演出をするものですが、本作では純粋に器量対器量の戦いに持ち込んだ辺り、脚本家のテクニックを感じました。

 来週はいよいよ、勘助が晴信に仕官しそうであります。川中島は色々と謎が多い戦いで、ボードゲームでもなんどか遊びましたが、ゲーム作家にとっても再現が難しいようで、コレ! という奴になかなか出会えませんでした。個人的なお勧めはもう売ってないでしょうが、旧翔企画から出ていたSSシリーズの川中島の決戦、これが一番好きですね。

 げーむのバランスと、生き物のようにシフトしていく陣形の妙を楽しめる傑作でした。

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DEATH NOTE DVD

 コンビニでお安く売っていたので、Complete Setを購入。とはいえ前半はTVで見ていたので、実質後半とオマケのために。

 いやー、後半戦綺麗にまとまってますね。漫画がえらく冗長だったのに比べて、見事なカタルシス。加賀丈史演ずるところの八神パパが原作よりも魅力があり、現場の空気を締めてます。もちろん、もろい天才をやらせたら天下一品の藤原君とオトボケ感たっぷりの松山ケンイチくん、どっちもいい味出してますが。

 トータルで評価すると、やっぱり加賀さんがね、ジワリと出してくる「父親の威厳」。これがいいんだなぁ。Lの死に間際の台詞にもありましたが、道具(=殺人)はともかく、それをゲームとして捉えて終い勝ちな子供である月(ライト)とLを、大人の視点で終始見ているのが演出的にもうまいんですよね。ちょっとでも油断するとボケたファンタジーになってしまいそうな舞台を現実に引き戻す役として、非常に重要です。

 それから、リューク役の獅童くんとレムの池畑さん(ピーター)、やっぱりうまいですネェ。エフェクトがかかるとはいえ、この世のものとは思えないテイストの喋りってね、なかなか出来ないですよ。アニメ業界では昔からこの辺は大御所にお願いしているのですが(幻魔大戦、もののけ姫の美輪明宏さん)、やっぱりね、合成で絵を出すわけですよ、人ならざるものの。絵はどうしても陳腐になりがちですが、声一つでリアリティが出る。

 獅童くんのオトボケ芝居は、大河ドラマ「新選組!(奇しくも藤原君と競演)」の捨助でも評価していたんだけど、本作も良いですね。ともあれ、もう一息のところでダラっとして完成度が下がった感のある原作マンガに比べて、こっちは上手いことマトメてあって、良かったと思います。

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2007/03/16

風林火山

 えー、なんというか今年の大河ドラマの配役は、言っちゃ悪いですが地味だなと思ってました。しかしですね、見たら引きこまれましたよ、サニー千葉の板垣に! 流石影の軍団の頭領。

 ではなくて。

 ちょっとですね、序盤の勘助に関するフィクション部分はどうなのかなと思うのですが、実際よくわからない人なのでそこは流しましょう。ポイントは2つ。

・甲相駿三国同盟をマジメにやりそう
・上杉謙信、北条氏康、今川義元と比べて信玄が一番弱そう
・真田のおじいちゃん登場

 このあたりでしょうか。甲相駿三国同盟が無ければ今川上洛もなくて桶狭間も無かったので、ここを丁寧に描くのが重要です。今川義元は本当に運がなかったから負けたのであって(というか信長は常にラッキーなおじさま)、決して無能じゃないのだよー、という所がね、結構歴史(及び戦国シミュレーション)マニアからすると重要であります。なので、谷原章介が丁寧に演じているのは非常に好感が持てます。伊武雅刀さんの太原雪斎もミニ天海といった怪僧ぶりで、これもいい。

 2番目だけど、武田はバツグンに家臣団が有能で、それを使いこなす信玄という器があって成立していました。なのですが、他国の事情は違います。今川はマトモなクチなんですが、他は面白系です。北条氏康(松井誠)さんは後北条家中興の祖としていい味だしてます。(成り上がりの代名詞)早雲の孫で腹黒ムード全開。

 謙信はまだ出てきてないけど、Gackt。私の中の謙信像というのは、すげーかっこよくてすげー強いんだけど、ワケワカンネ、というイメージなので、ピッタリです(笑) だってですよ、わざわざ北条を攻めに越後(新潟)から小田原まで(一直線に勝ち続けて)出てきたけど、小田原城落とせなくて鶴岡八幡宮で関東管領就任式やって帰っちゃう。なんつーか、強いけどデタラメ。

 それから、佐々木蔵之介さん演ずる真田幸隆。隠れ名称です。息子の昌幸、孫の幸村が有名すぎて隠れがちですが、幸隆シブいんですよ実際。佐々木さんのね、役のはまり具合が実に良いです。出すぎず、地味すぎず、頭くて物事の見切りもいい。それでいて嫌味がない。

 昌幸は徳川を痛めつけたことで有名ですが、ちょっと嫌味。幸村は戦争好きのロマンチストっていう雰囲気で、どちらも好きだけどちょっと物足りない。この二人に比べると、幸隆は実に賢いイメージで、好きなんです。賢いというか現実的というか。淡々とした軍師というアジですね。

 そんな訳で、飄々と演ずる佐々木さんが新たな真田像を創ってくれそうで、毎週楽しみなのです。

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2006/05/01

ダヴィンチ・コード

 最近では、ハリーポッター「炎のゴブレット」が一押し映画でしたが、次に公開が楽しみなのがこの一作。書籍がたくさん売れ、TVでもダヴィンチ特集が多く組まれましたので、今更な内容だとは思いますが、注目ポイントは俳優ですね。

 イアン・マッケラン、トム・ハンクス、ジャン・レノの3大オヤジ俳優勢ぞろい! 正直映画の中身にはなんの興味もないですけど、この3人の演技対決は見たいですね。指輪もX-Menもオヤジ対決(イアン・マッケランvsクリストファー・リー、イアン・マッケランvsパトリック・スチュワート)が良かったんですよね。間の取り方、セリフ回し、目線、所作…、すべて参考になります。見方を変えると営業の駆け引きだったり英会話だったり。

 ポッターも「Order of Phoenix」になればジジババ対決が見られるかなぁ~。マクゴナガル先生が一押しです。今のところ若手俳優ばっかり場面が多いので、少なくともおっさん・おばちゃん軍団総出のPhoenixまでは見ないと!

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2004/06/17

輸入DVD

 例年のごとく(といってもここ2年ですが)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の輸入DVDを購入して参りました。お店はいつもの秋葉原Saleです。ラジカン2Fの奥にある輸入DVDのお店で、リージョンフリーの再生デッキも売っております。

 再編集版の情報が入っていればいいかな、と思ったんですが、その辺りの情報は0でございました。とはいえ、ペレンノール野の合戦を家で見られるのはかなりの贅沢でございますな。なつかしくなって『旅の仲間』から見直してしまいまた寝不足orz。

 指輪物語の書籍自体、私にゃ大きい存在なんですが、映画については見たあとになんつーか、人生どうでもよくなっちゃいます。アラゴルン(あるいはサム)に感情移入すれば前向きになれると思うんですが、いい歳こいた独身の遊び人という自分に近いフロドの散り際にジーンとなって、その後ポカーンという感じなってしまうんですなぁ(笑)

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